3月5日には授業参観、PTAの集まりがありますが、
この日は午後から「上小感謝の会」という催しもあります。
これは、今年卒業式がないこともあり、
上小応援団やその他お世話になった方を呼んで、
今年度の子供たちの活動を報告したり、歌や演奏を披露して、お世話になった感謝を伝えることが趣旨のようです。
子供たちは、本番に備えて、発表の練習を一生懸命しています。
そういえば、おいらが小学校のとき、40人クラスが8クラスあった(全校で1800人くらいいた)。学年全体での発表でも影に隠れていればよかった…笛の練習なんてしたことなかった。大勢の前で何かを言うことなんてなかったなぁ。大勢の中で合わせていればよかった。
上早川小学校の生徒は、みんなが、一人ひとりが大勢の前で前にでて発表する。
笛も鍵盤ハーモニカも、しっかりできないとちょ~目立つ。
大変だけど本当に鍛えられる。
がんばれ!生徒のみなさん。必ずその大変な経験(事前の練習、本番、緊張)は全部将来に活かされるから。
ここ新潟県糸魚川市の上早川小学校は26年度現在、全校生徒9名の複式学級です。 そして27年度をもって下早川小学校と統合することが決まりましたが、今現在も、少人数教育のメリットを活かして、全員が本来の自分を発揮しながら毎日を過ごしています(少人数なので一人ひとりが発揮せざるを得ない(^_^;))。 個人的には、少人数の小学校も残しておいてほしい。小学校時代は「その他大勢」がうまれない環境が大切です。多人数のなかのメリットもあるけど、小学校時代は一人ひとりが自分の内面から涌き出る想いを感じ取って、育てられることが大切だと思います。規模が大きくなるほど、自分の内面より外側に意識が常にいってしまう。 競争力、集団行動への不安。いずれも工夫次第でカバーできるのではないかなぁ…できれば中山間地では学区を越えて希望の学校に入れるようなしくみ、自由に選択できるような制度はできないものか… ※確かに9名は少なくなりすぎました。小学校を残すためには、せめて各学年複数人数いる間に地域全体で手を打つ必要があります。 残りの間、出来る範囲でこの上小の様子を残しておきたいと、このブログを続けています。
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