ここ新潟県糸魚川市の上早川小学校は26年度現在、全校生徒9名の複式学級です。 そして27年度をもって下早川小学校と統合することが決まりましたが、今現在も、少人数教育のメリットを活かして、全員が本来の自分を発揮しながら毎日を過ごしています(少人数なので一人ひとりが発揮せざるを得ない(^_^;))。 個人的には、少人数の小学校も残しておいてほしい。小学校時代は「その他大勢」がうまれない環境が大切です。多人数のなかのメリットもあるけど、小学校時代は一人ひとりが自分の内面から涌き出る想いを感じ取って、育てられることが大切だと思います。規模が大きくなるほど、自分の内面より外側に意識が常にいってしまう。 競争力、集団行動への不安。いずれも工夫次第でカバーできるのではないかなぁ…できれば中山間地では学区を越えて希望の学校に入れるようなしくみ、自由に選択できるような制度はできないものか… ※確かに9名は少なくなりすぎました。小学校を残すためには、せめて各学年複数人数いる間に地域全体で手を打つ必要があります。 残りの間、出来る範囲でこの上小の様子を残しておきたいと、このブログを続けています。
2012年6月7日木曜日
小学校統廃合に思う
市町村、小学校統廃合に思う
子供たちは地域には欠かせない。子供たちとおじいちゃん、おばあちゃんとの交流も日常的にできることが地域には必要だ。
最近の上早川小学校周辺をみると、4,5人の子供たちが家にあつまって、近くの林業センター(公民館みたいなことろ)に出かける。田圃のあぜ道を通りながら、途中のおうちによって、魚やカモなどに餌をやったりして、おじいちゃんおばあちゃんたちとお話ししている。こういう日常をなくしちゃいけない。子供た
ちにとっても大人たちにとっても
地域を成り立たせる重要な要素として小学校があると思う。小学校はどんなに生徒が少なくてもなくしてはならない。市町村統廃合も小学校統廃合も地域の行政次第でやる、やらないの決定ができる。補助金に縛られず、人が生きていくこととは?地域として不可欠なものは何か?というところから決定しなくてはならない
のではないだろうか。上越でも今年で中ノ俣小学校が廃校になるそうだ。地域活性化を活発に行っている地域だけに、非常に残念。
例えば長野県では市町村統廃合は非常に少なかったと聞いている。小学校、中学校についても、一人も生徒がいなくなっても廃校にはせず、休校扱いとしてまた生徒がでてきたら復活できるようにしている。
そうあってほしい。
そしておいらは、都市部からこの素晴らしい地域に人がきてもらえるように活動したい。
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