少人数教育の良さの一つ

ふと、もうすぐ卒業式だなぁと思って気づいた。
この上早川小学校での初めての卒業式なんだけど、
卒業していく生徒のことが一人ひとりはっきりと思い浮かんでくる。
昨年までの東京に住んでいた時の卒業式だと、「6年生」が卒業しちゃうんだなぁ、と思っていました。(昨年は、500人の小学校。うちの子供は1年生と3年生)
でも今回は「6年生」という前に、子どもたちの一人ひとりを思い浮かべました。
これは、上早川小学校で運動会や文化祭のときにも感じた、子どもたちの一人ひとりを直接思う、感じることができること。運動会のときははじめ違和感として感じたこの感覚。

集団、全体に埋もれずに、グループ、全体のまずは一人ひとりに思いを持てるこの感覚。
これは、なんだか「あぁ、生きているなぁ」としみじみと感じられる、なんというか、都市部にいたときには鈍くなっていて気づけなかった、生きている実感みたいなものにつながる感覚だと思う。

500人くらいの小学校にはその良さがある。
そして少人数(上早川小学校は9名)の良さの一つは、子どもたちをとりまく大人たちが、この一人ひとりに対してしっかり実感できる、感じられる、見ることができる、ことの素晴らしさを教えてもらえる、気づけることかもしれない。

※もちろん、少人数教育は子どもたちにも非常に大切な機会を与えてくれる。このことは別の投稿でしっかり記録していきたい。

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