明日6/6木は上早川小学校の遠足です。
全校生徒ではちみつの木、佐藤さんの民宿へ寄ったあと、
不動山に登ります。
これまで運動会が終わってからの1週間ちょっと、不動山にまつわる勉強をしっかりやってきました。
5年生は、不動山に関わる戦国時代のこと、「牛池の釣鐘」や「東蓮寺の猫」など不動山、月不見の池にまつわる民話の音読や、全校生徒に向けた不動山に関わる歴史の説明会などをしてきました。
明日はいい天気になりそうです(^^)
また、6/19の午前中は今年はじめてのお年寄り訪問。
湯川内と寒谷の会館で、70歳以上の一人暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんと交流会をひらきます。
それぞれ運動会の紅白メンバにわかれて、白組メンバが湯川内、赤組メンバが寒谷の対象高齢者に案内状を12,3人ずつ送りました。
現在、高学年中心に、どんな交流会にするか、考え中とのこと。
上早川小学校は今年もみんなで全力投球中ですが、小学校区である上早川地域では、地域の将来を考え、活動するための「上早川地域プラン」という活動がはじまっています。6月25日に1回めの会合があるようです。
上早川地区が将来どのような形になっていくことがよいのか、5年後、10年後をイメージして活動していくことになります。ちなみにメンバーは34名ほど。
糸魚川市では、他にも多くの地域で同様の「地域プラン」という活動がはじまっています。
根知地区でも今年の3月から会合がはじまっているようです。メンバーは15名(上早川の半分だ!)。じっくりゆっくり「活性化」の本質をみんなで考えながら(補助金、助成金などに左右されずに)、時間をかけてやっていこうというスタンスのようです。
上早川地区も「地域の活性化」とはどういうことなのかという本質的なところから、子どもたちのことも含めて、公民館、小学校、高齢化、移住受け入れなど、「まったなし」だけど「じっくり」考えて行きたいですね。
2013/06/16 追記
このときの遠足は本当に楽しかったようだ。
途中から合流した藤井先生(もと先生で80代の方)が不動山について説明をしてくださったのだが、上早川小学校の生徒の姿勢(事前の不動山の勉強、当日の質問の的確さ等)に驚き、感動したそうです。もう一度先生をしてみたくなったというお言葉もあったそうです。
※これ、少人数教育でないと、なかなかできないと思う。あと帰ってきた子供たちが本当に楽しかった様子で、こっちもうれしくなった。自分が小学校の遠足のとき、こんなに喜んでいただろうかと思った。
ここ新潟県糸魚川市の上早川小学校は26年度現在、全校生徒9名の複式学級です。 そして27年度をもって下早川小学校と統合することが決まりましたが、今現在も、少人数教育のメリットを活かして、全員が本来の自分を発揮しながら毎日を過ごしています(少人数なので一人ひとりが発揮せざるを得ない(^_^;))。 個人的には、少人数の小学校も残しておいてほしい。小学校時代は「その他大勢」がうまれない環境が大切です。多人数のなかのメリットもあるけど、小学校時代は一人ひとりが自分の内面から涌き出る想いを感じ取って、育てられることが大切だと思います。規模が大きくなるほど、自分の内面より外側に意識が常にいってしまう。 競争力、集団行動への不安。いずれも工夫次第でカバーできるのではないかなぁ…できれば中山間地では学区を越えて希望の学校に入れるようなしくみ、自由に選択できるような制度はできないものか… ※確かに9名は少なくなりすぎました。小学校を残すためには、せめて各学年複数人数いる間に地域全体で手を打つ必要があります。 残りの間、出来る範囲でこの上小の様子を残しておきたいと、このブログを続けています。
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